NISSAN GT-R Photo by Grotta Azzurraスカイラインの名が取れ、晴れて自由の身、といってもスカイライン等一連の日産FRシャシーを流用と思われる。
あくまで国際展開の都合上のデザインの独立であって、ハード的には従来どおりかと。
その理由として、エンジンはスカイラインと同様V6に移行している。
V8との噂もあるが、世界を見渡しても重いV8をフロントに積んでスポーツカーを成立させているメーカーは見当たらないので、やっぱりV6かな?(
シボレーコルベットは直線番長の雰囲気スポーツカーなので除く 好きな方失礼しました!)
駆動方式はFRを採用と一歩後退。国内270馬力表記自主規制廃止に伴い、現行GT-Rを上回るハイパワーエンジンを搭載する様だが、後輪のみでトラクションをどう確保するのでしょうか?
今や希少となった
ストレート6を貫き通すとか、FR路線でいくのなら
トランスアクスル採用までやる気を見せてくれれば、また別の評価もできるのだが‥。 いっその事ミッドシップ4WDとか!今のご時世スポーツカー専用シャシーなんて絶対無理だわな。
個人的にこういったハイパワー車にはそれほど関心がありません。
ガソリンを無駄に消費してハイパワーを追及するコンセプトは既に前世紀の遺物。
満艦飾の重いボディを
ターボ加給で早く走らせようなどとは自分的には言語道断!
※プチ情報その1:ターボはタービンになんとガソリンを噴射し、その気化熱を利用して冷却している!(らしい)
※プチ情報その2:一方ターボにも明るい未来が少し見えてきてもいる。 → 直噴ターボ(Wikipedia)
時代はそんなのんきな事を許す状況にはないと思う。
自分はそういった事はサーキットの中にだけあれば十分で(レースは大好き!)、公道上は一日も早い燃料電池車や水素エンジン等の環境負荷の低い動力の普及、運転の自動化、更にその先には自動車の個人所有を廃止の上、
自動車を公共で共有する公共交通機関化する社会システムが実現される事を望みます。
(それは自動車趣味の終焉を意味するのでさびしいが‥ と思いきや、意外と鉄道ファンと合流するのかな?)
「走る楽しみ」などと言葉は、国内だけでも年間一万人近い人が交通事故で死んでいる事実をふまえれば、現実を見ない甘い無責任な考えだと思う。 (以上爆弾発言終了)
そんな事からも、GT-Rは私的には認められない車の最右翼かな。
スタイルがめちゃくちゃかっこよければまたそれなりに特別な車として価値もあるかと思うが、復活後のGT-Rは全て重苦しくてかっこ悪いし。(!)
(セダンベースのスポーツカー仕立てなので致し方ない所だが)
これからの時代に向けて、各メーカーから従来の価値観をひっくり返す様な提案を期待しているのだが、残念ながら今回のモーターショーでも今ひとつ見当たりませんでした。
唯一面白かったのはホンダの燃料電池車を家庭用給湯と発電に応用するシステムの提案位でしょうか? またその話題は後ほど‥ 難しい話はこれ位にして、次いってみよー!
NISSAN FORIAスポーツ志向に振りすぎて絶滅と相成ったFR小型スペシャリティカー「シルビア」的ポジションとしての提案かな?
ぶっちゃけランチアがフランクフルトショーで発表したコンセプトカー
フルビアクーペをまんまコピーして日産最新の
フーガ系の顔を移植して日産顔とし、あまりにそれだけでは後ろめたく感じたのか、
観音開き式観音開き式のリアドアを追加したって所?
お手本がいいので、スタイルはなかなかGood!
ウエストラインが一直線で少し単調かな? 全体的エッジを落としきった感じでちょっと重ったるい感あり。
こんな大人も座れない狭いリアシートの為に、重量増&剛性ダウンとなる観音開きドアはナンセンス。
リアランプは
アルファロメオから頂きで、国産イタリアンクーペ一丁上がり!
取り上げた車種の関係上、辛口批評になってしまいましたが、最近の日産車結構好きなんですよ。
登場から結構経っていますが、
プリメーラ(注:音有)なんて出色の出来だと思います。
これでハイブリッドカーだったりしたらもう最高のセダンと思う!
あと
NOTE(注:音有)とか
ムラーノ(注:音有)とかもお気に入りです。