歩行者死亡減目指し“軟らかな”ボンネット義務づけへ
交通事故死亡者の約3割を占める歩行者の被害を減らすために、国土交通省は、道路運送車両法に基づく保安基準に、新たに「歩行者頭部保護基準」を盛り込む改正を行い、20日、公布した。 (読売新聞4月20日)
今まで自動車メーカーは車内の人間と相手の車の保護の事ばかり考えて、歩行者の安全については無視を決め込んでいたので、※今回の国土交通省の決断は画期的な事だと思います。
※ホンダは既に
G-CONというコンセプトで対人間衝突を考慮したボディ構造を採用し始めています。今回の基準をクリアするレベルかどうかは不明。
車好きの僕ですが、以前から車のボディ自体は対車の衝突に備え、ある程度の強度が必要だけど、ボディの表面は衝撃吸収に優れた柔軟素材を使用して当然だと思っていました。
分かっていながら何故採用しないのかと問いただせば、多分デザイン云々等の制限などといった返事が返ってくると思いますが、それは無責任な言い訳に過ぎないと思います。
人の命とデザインや見た目のどちらが重要なのか?
答えは明白だと思うのだけど。。
制約があってこそ、その中でコンペティションする事で、更に良い物ができてくるのは過去の歴史が証明している様に、各国内自動車メーカー今回もこれをチャンスととらえ、良い物を創り出して欲しい物です。
もしかするとこれが世界のモードをリードするキーとなる技術に発展するかも知れません。